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2011/10/16

2011『大町アルプスマラソン』

昨日から降り続いていた雨も、夜明け前には上がった。

6:30、一年振りの大町市運動公園に到着。

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観音橋から朝日を浴びたアルプスの山々を臨む。
近くの山は紅葉が始まっていた。
雄大で美しい景色に感動!

昨年は”独身最後のレース”としてこの大会に参加。
今年は嫁さんを連れてやってきた。
そういえば、嫁さんとの出逢いのきっかけを与えてくれたのも、この大会だったなぁ。
大好きなこの大会に、こうして嫁さんと来ることができて、本当にうれしい!

受付を済ませた後、神奈川のラン友Yさんと再会。
仕事で断念した『丹後ウルトラ』の参加賞をYさんから受け取った。
ありがとう、Yさん!

気がつけば、スタートまで1時間を切っていた。
急いで着替え、準備運動をして、スタート地点の陸上競技場へ。

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8:50、フルマラソンの部、スタート!
緊張しているのか、お腹が少し痛いのが気になる。

今回、「フル自己ベスト更新」が目標だったが、今の実力ではかなり厳しいだろう。
だからって、最初から諦めて走るっていうのは、ないだろう?
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そう自問自答し、途中でつぶれてもいいから、キロ5分ペースで走ってみようと決心した。

スタートして間もないのに、尿意を催してきた。
仮設トイレを見つけGO!
ロスタイムは2、3分か。

最初の5kmのラップは、25分19秒。
余裕はないが、まだ行けそうだ。
途中、Yさんに追いつき、ひと声掛けて先に進む。

8kmちょっとで折り返し。
ここから13km続く上り坂。
10km地点のラップ、24分31秒。
オーバーペース気味なのはわかっていたが、まだ諦めるのは早いだろう?

気温も上がり、けっこう汗も掻いてきた。

先ほどトイレに行ったばかりだが、今度はお腹にガスが溜まってきて痛くなってきた。
自然に抜ければいいいのだが、こんな時に限って出ない(爆)。
さらに、先日の33km練習時にできていた左足人差し指のマメがまた復活したらしく、擦れて痛い(泣)。

徐々にペースが落ちてきた。
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紅葉した山や、たわわに実ったリンゴの木など眺めて、気持ちを紛らわせた。

15kmラップ、27分34秒。
ずっと上りだから、仕方ない。
後半の下りで一気にタイム、取り戻そう!

大町温泉郷を過ぎる頃、足の筋肉が張ってきて、辛くなってきた。
まだ半分も走ってないのに・・・。
次のエイドが待ち遠しい。

20km地点、ラップ28分32秒。
通過タイムは1時間46分。
思うように足が前に出ない。

ようやくエイド。
リンゴやパンなど戴いて、ついでに2回目のトイレへ。

ようやく長い上りも一旦終わり、中間地点を通過。
ここでは、毎年一生懸命応援してくれるグループがいる。
年齢は60、70代くらいの方々。
どんなグループなのか今だ謎だが、とにかく一生懸命応援してくれる。
ありがたい。

さんざん辛くて仕方なかったが、不思議なことに、中間地点を過ぎたら楽に走れるようになってきた。
ランナーズハイ??
この状態が最後まで続くとは思えないが、行けるところまで、また頑張ってみよう!

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コース最高地点の源汲橋を過ぎた。
しばらくは、緩い下り坂だ。
前半自分を抜いていったランナーを、今度は一人また一人と拾いながら、前に進む。

25km地点、ラップは27分41分。
通過タイムは2時間13分。
もう、タイムの良し悪しは関係なかった。
最後まで精一杯走れれば、それで良い。

ようやく木崎湖入口へ。
応援してくれる人も増え、ペースも上がる。

街路樹の木の葉が赤く色付いていた。
今夜泊る民宿の裏手を眺めながら走る。

木崎湖キャンプ場を過ぎると、湖面が姿を現した。
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とても静かできれいな湖だ。
曲がりくねった道を過ぎると2回目の折り返し。

しばらくして、Yさん、そして長野のKさんともすれ違い、手を挙げて健闘を祈った。

今夜泊る民宿の前では、女将さんが応援してくれていた。
女将さんに「今日、行きますね~」と、手を振った。

30km地点、ラップは26分41秒。
通過タイムは、2時間40分。

ここからが、一番辛くなるところ。
緩い上り坂が源汲橋まで続く。

先ほど抜いたランナーに、また抜かれていく。
マイペース、マイペース。

ようやく源汲橋が見えてきた。
ここを過ぎれば、あとは下りだ。

中間地点の”熱血応援グループ”に再び元気をもらう。
毎年、ホント、ありがとう!

35km地点、ラップは29分28秒。
通過タイムは3時間10分。

残り5kmで、いかにスパートを掛けられるか。
それで、完走タイムがかなり変わってくる。
日頃から、筋トレやスピード練習をして鍛えていれば、それは可能だが、今回はそれを怠っていた。
必然的に顎が上がって上半身は猫背になり、腕振りも小さくなり、足も前に出ない。

やっぱりフルマラソンは、そんなに甘くない。
日頃の練習の大切さをあらためて思い知った。

ああ、早く終わりにしたい。
もう歩きたい・・・。

そんな”弱気の虫”が囁き始めたが、なにがなんでもゴールまで走りきるんだ!
それでなきゃ、今の自分に負けることになる。
それだけはしたくない!


大町温泉郷、野口橋を過ぎ、最後のエイドで水を一杯飲んだら、ゴールまであと少し。
一気に行こう!

40km地点、ラップは26分19秒。
通過タイムは、3時間36分。

競技場からの放送が聞こえてきた。
ホントにもうすぐゴール。
頑張れ、自分!!

残り1km。
直線道路を左に曲がる。
その時、大きな拍手の音が聞こえてきた。
誰だろう?

見ると、なんと!自分の嫁さんではないか!!
普段は地味でおとなしい嫁さんが、こんなにも一生懸命応援してくれている。
そんな嫁さんを見るのは初めてだった。

仕事も辞めてしまったダメダメな自分。
不満や不安を嫁さんにぶちまけてしまったことも多々ある。
そんな自分を文句ひとつ言わないで、受け入れてくれた嫁さん。

そんなことが頭の中を一瞬よぎった。
と同時に、涙が溢れて止まらない。

「ありがとう!」と声にならない声で嫁さんに応えると、バテバテだったことが嘘のようにラストスパートが掛けられた。

競技場入口に入ると「おかえりなさ~い」と、たくさんの人が迎えてくれた。
ここでまた涙。

涙をこらえようと必死だから、唇はへの字。
顔はくちゃくちゃだったに違いない。
(今思い出しても恥ずかしい~)

グラウンドに入ってゴールが見えた。
最後の力を振り絞って走る、走る!!

ゴ~~ル!!!
やっと終わった~。
芝生の上に大の字になって、しばらくゴールの余韻に浸った。

寝ていたら、参加賞の爺ヶ岳の版画が描かれた大きなバスタオルを掛けてもらった。
ボランティアの小学生が、チップを外してくれた。
ありがとう!

呼吸も落ちつき、完走賞をもらって、嫁さんのところへ。
ありがとう!嫁さん。(またまた涙)

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目標タイムにはまったく届かなかったが、最後まで精一杯走れたので、悔いなし!
タイム以上に大事なものをもらった気がする。

しばらくして、Yさん、Kさんも無事完走。
健闘の握手!

大会後のお漬物、リンゴ、温かいお茶、蕎麦、豆腐のサービス。
すっごく、美味しかった~。
ご馳走さまでした!

やっぱり『大町アルプスマラソン』は最高~!

大会スタッフの皆さん、地元大町の皆さん、応援してくれた全ての皆さん、ありがとうございました!!

■今日のメニュー
『第28回 大町アルプスマラソン』フルマラソンの部 完走。
記録:3時間46分45秒

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